安価で、角度ずれの補正やルーズフィット補正が可能

不適切なシャフトとハウジングの嵌合は、ベアリングの耐用年数を著しく減少させます。従来の深溝玉ベアリングを使用するためには、品質基準(H6等)を確保するために、常に高い精度を必要とします。 このレベルの品質を成形工程で満たすことは難しく、通常、さらなる旋削、フライス加工、及び、研削工程が必要となります。 公差補正ベアリングは、そのような工程を削減します。かなりの高速回転用途を除き、弊社の公差補正ベアリングを使用することで、そのような工程を削減できます。

弊社の補正ベアリングは、お客様の用途に応じ、公差を部分的に補正することで、コストダウンを実現します。

弊社の補正ベアリングは、用途に応じて、シャフトとハウジングの形状公差0.1mm (h15 に相当) まで補正することができます。これにより、延伸、又は、旋削された軸をそのまま使用することができるので、仕上げ工程は必要ありません。用途に応じ、かなりのコストを低減可能です。

内輪と外輪それぞれに追加部品を使用することで補正を行います。公差と剛性は使用箇所に応じて調整可能です。

公差と剛性はご要望に応じて調節します。

補正ベアリング以外に、最大1度までの角度ずれを補正する構造もあります。 これにより、ある程度の同軸度誤差を許容することができます。したがって、クランプ位置の通し穴は、もはや必要ありません。

弊社の高公差補正ベアリング  

誤差を補正する能力とベアリングの剛性要求は、ベアリング設計において重要となっております。このため、補正ベアリングの使用に関して、全ての用途で慎重に検討、評価する必要があります。弊社はお客様に対して、最適なソリューションで貢献致します。

補正ベアリング

補正ベアリング

補正ベアリング

  • ハウジング公差の補正
  • 外輪のエラストマエレメント
  • 内部構造:標準の深溝玉ベアリング
補正ベアリング

補正ベアリング

  • ハウジング公差の補正
  • 小さな穴公差に対応するため、外輪にベベル挿入
  • 内部構造:角度ずれに対応するため、ボールガイドと外輪の間にエラストマー要素を追加
セキュアグリップ補正ベアリング

セキュアグリップ補正ベアリング

  • ハウジング公差の補正
  • 外輪上のエラストマーキャップ
  • 内部構造:角度ずれに対応するため、ボールガイドと外輪の間にエラストマー要素を追加
  • ロックワッシャーに代わり、一体化されたセキュアグリップ機能
補正ベアリング

補正ベアリング

  • 軸公差の補正
  • 内輪にスナップリングを一体化
  • 内部構造:標準的な深溝玉ベアリング
補正ベアリング

補正ベアリング

  • 軸公差の補正
  • 内輪でスナップリングの一体化
  • 内部構造:標準深溝玉ベアリング
補正ベアリング

補正ベアリング

  • 高い軸公差と角度ずれの補正
  • 内部構造:内輪にW型ロックワッシャ
  • ボールガイドと外輪間にエラストマー要素を追加

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